Q&Aサイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴは25日、同社オリジナルのブロックチェーン技術プラットフォームの開発着手を発表した。

概要イメージ(同社資料より)|

概要イメージ(同社資料より)

同社は2016年よりブロックチェーン技術の開発や実用化に取り組んでおり、5月にマレーシアの子会社OKfincを親会社とするブロックチェーン開発を専門とするOK BLOCKCHAIN CENTRE設立を発表するなどブロックチェーン技術をサービス開発のためのコア技術のひとつとして掲げている。

今回開発に着手するプラットフォーム「Thor's Hammer」は、複数のブロックチェーン同士を結合させる機能サイドチェーンと同社AI「KONAN」を組合せることで認証時間とコストの問題を解決するオリジナルのブロックチェーンとなるもので、年内の実証実験とOSS(Open Source Software)化を経て2019年中の同社サービスでの実装を目指し、"仮想通貨による送金""契約/権利の管理""物流/トレーサビリティ"といった領域での活用を視野に入れる。