SCSKは12月5日、マスターディストリビュータ契約を締結している米NetScout Systems(ネットスカウト)が提供する、仮想ネットワークの通信分析機能とパフォーマンス分析機能を新たにサポートしたネットワークパフォーマンス管理プラットフォーム「nGenius One(エヌジーニアス ワン)」の最新ソフトウェアの提供を、同日から開始すると発表した。価格はオープン。

「nGenius One」は、ネットワーク上を流れるキャプチャデータから、リアルタイムで解析を行い、アプリケーションのレスポンスタイム、エラーコード、トラフィック量、マイクロバースト、音声品質を把握するとともに、その状態や傾向をアラームで監視する。

設置接続図

「nGenius One」の 最新版では、SDN対応としてVXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)のデコードをサポート。ホストレベルでのネットワーク性能監視とパケット解析機能を追加し、物理と仮想エレメント間のEnd-to-End の相関性を含む全ネットワーク・ システムを可視化する。

仮想ネットワーク可視化画面

また、Citrix ICA/XenAPP/XenDesktopのアプリケーション性能監視機能をサポートし、関連するDNS(Domain Name System)/AD(Active Directory)など、認証、SQL データベース、ファイル共有などの性能監視機能と組み合わせることで、仮想デスクトップの動作における遅延やタイムアウトの検知・解析が可能になるという。