Microsoftは8月3日(米国時間)、「Announcing the general availability of the Microsoft Excel API to expand the power of Office 365 - Office Blogs」において、「Microsoft Excel REST API for Office 365」の一般公開を開始したと伝えた。デベロッパは公開されたAPIを通じてさまざまなサービスを利用できる。
MicrosoftはOffice 365をデベロッパーのためのオープンプラットフォームに変えて行くべく、さまざまなサービスの提供を進めており、今回のExcel APIの公開もそうした流れの一環と見られる。デベロッパーは今回公開されたAPIを用いて次のような作業を実施することができる。
- 計算プラットフォームとして利用する。Excelで提供されているさまざまな関数をAPI経由で利用できる。
- レポート・プラットフォームとして利用する。Excelはレポートを作成するためのアプリケーションとして広く使われているがこうした機能をAPI経由で利用できる。
- データ・サービスとして利用する。Office 365で提供されているほかのアプリケーション向けのデータソースとしてサービスを活用する。
ExcelはMicrosoftが提供するアプリケーションの中でも需要の高いものの1つ。デベロッパーはExcel REST APIを通じてこうしたサービスを利用することができる。MicrosoftはAPIを利用するパートナーを増やし、Office 365プラットフォームの価値を引き上げたい狙いがある。