現場のニーズが非常に高いという免税対応レジも注目を集めていた

話を伺えば、なるほど注目されていたのも頷ける納得のソリューションが免税対応のレジスターだ。そもそも免税店では、今まで外国人旅行者のパスポート情報や何を購入したか、支払金額等の情報を手書きで専用の用紙に記入していたそうだ。その手間を省き、業務を効率化してくれるソリューションであるが故に注目されていたというわけだ。各社様々なアプローチで効率化を提案していたが、今後は作業の効率化のみならず、POS等との連携などが期待できそうだ。

カシオの免税対応レジスターは価格も安価な上に、免税に関する手続き作業を大幅に軽減してくれるというもの。オーソドックスではあるが、既に導入した店舗などからは「もっと早く導入しておけば良かった」とその利便性を証明する声も上がっているという

こちらはレノボブースに出展されていたタブレットPOSレジソリューション。免税手続きの簡略化はもちろん、POSとの連動によってCRM機能やデータ分析等が行える強みを持っている

同じくレノボブースで展示されていたのが、指紋認証だけで決済ができてしまうソリューション。こちらは実証実験中とのことだったが、外国人旅行者が、例えば成田空港で入国した際に指紋を登録、お金をチャージしておくことでマネーレスでの旅行・お買い物を楽しむことが可能になるという。一風変わったソリューションだが、我々日本人でもこのサービスを利用したい場面は数多くありそうだと感じた