ディスカバリーズは1月4日、マイクロソフトが提供する「Office 365(O365)」の共同作業ソフトウェア「SharePoint Online」のログ分析・レポートサービスであるクラウドサービス「インテリレポート」を、SharePointアドインに対応しアプリ化したことを発表した。

インテリレポートは、Office 365の標準機能では提供されていないSharePoint Onlineのアクセスログを収集・分析・レポート化するクラウドサービス。

「誰が」どんな情報にアクセスしたかまでを把握できるため、ポータル運営では欠かせないPDCA(Plan、Do、Check、Action)のサイクルを回すことができる。これにより、エンドユーザーにとって付加価値の高い社内ポータルへと改善していくことが可能となるという。

今回リリースする新バージョンでは、SharePointアドインモデルを採用して、効率よくSharePointサイトに設置できようになったほか、レポートの拡張性にも対応可能になった。また今回、SharePoint Onlineで検索されたキーワードをレポートする新機能を追加しており、社内でのキーワードトレンドから市場や顧客のニーズを把握することができるようになった。

このアクセスログ管理と分析を支えるプラットフォームとして、Microsoft AzureやSQL Azure DatabaseなどのさまざまなAzureサービスと連動して、スケーラビリティの高いサービスを提供することを実現している。

今回のバージョンアップのタイミングで期間限定のディスカウントキャンペーンを実施。2016年1月までに、3カ月以上12カ月未満の契約をした場合、10%の割引を適用する。なお初月1カ月間は、無料トライアル期間となる。