レノボ・ジャパンは6月8日、新たなストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)接続用ストレージ製品Lenovo Storage S2200およびS3200を発表した。

Lenovo Storage S2200(左)およびS3200(右)

Lenovo Storage S2200およびS3200は、2Uサイズのラックマウント型で、12および24ドライブを内蔵する構成を2つまたは1つのストレージ・コントローラーで制御する。

S2200は最大96ドライブに、S3200は最大192ドライブにそれぞれ対応する拡張性を備えており、また、S2200とS3200はFibreChannel、iSCSI、SASの接続に対応、さらにS3200はFibreChannelとiSCSIを同時に使用するマルチ・プロトコル接続に対応する柔軟性と拡張性を兼ね備えている。

また、Lenovo Storage S2200とS3200は、頻繁にアクセスされるデータを5秒毎により性能の高いドライブへ自動的に移動し、ストレージ性能を著しく向上する革新的な「Intelligent Real-Time Tiering」を可能にする。

HDDとSSDを組み合わせるハイブリッドな構成とIntelligent Real-Time Tieringにより、最大120000 IOPSの高いパフォーマンスを実現できるという。

また、Lenovo Storage S2200とS3200は、直観的なGUIでストレージ・アレイを制御するためのインタフェースとして、Lenovo SAN Managerを標準装備している。