アシストは4月27日、同社が取り扱う連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView」が、リコーのグローバルダッシュボードをはじめとする情報活用基盤として採用されたと発表した。

リコーは、QlikViewのユーザビリティが高く、リリースまでのリードタイムを従来に比べて大幅に短縮できる点を重視。インメモリ技術のためレスポンスが速く、ユーザがストレスなく利用できることや、バランス・スコアカードのKPIを可視化でき、共通のデータや数字を基にしたマネジメントを実現できることから採用を決めた。

具体的な導入効果として、ダッシュボードのレポート作成工数の大幅な削減のほか、ユーザの気づきを生み出し思考を深めるためのインプットが期待できると評価している。また。ダッシュボードだけでなく、データを基点に分析を繰り返し、意思決定していく文化を社内に醸成させるため、データコンシェルジュという社内向けのサービスを立ち上げ、分析アプリケーション構築のアドバイス提供など、データ分析による業務課題解決の推進をサポートするという。

4月時点で社内のQlikViewユーザーは800名強となっており、今後は世界2000名規模まで利用者を拡大させるという。