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EMCジャパンは3月18日、スケールアウト型NASのIsilonに、容量重視の「Isilon HD400」を追加したと発表した。容量が従来の2.5倍に増加し、50PB(ペタバイト)まで拡張できる。価格は個別見積もり。

「Isilon HD400」は、2~50PBのデータを格納でき、データアーカイブやDR、ビッグデータ基盤の構築などに最適だという。同社では、ラックあたり3.2PBという超高密度を実現している「HD400」によって、電力、冷却、データセンターの床面積などを含む運用コストも最大半分にまで削減できるとしている。

スケールアウト型NASファミリー

60ドライブを収容

また、最新のオペレーティング システム「OneFS 7.2」も提供され、HDFS 2.3とHDFS 2.4を含むHadoopの最新バージョンのプロトコルをサポート。OpenStack Swiftのサポートも開始する。

「OneFS 7.2」による機能強化

また、アナリティクスツールとしては、従来のPivotalやClouderaに加え、Hortonworksにも認定された。

EMCジャパン アイシロン事業本部長 倉橋秀則氏

EMCジャパン アイシロン事業本部長 倉橋秀則氏は、Hortonworksに対応するメリットを「メジャーのディストリビューションに対応することで、新たな顧客を獲得できる」と述べた。

同社では、「Isilon」と「Elastic Cloud Storage Appliance」(EMC ECS)を、データレイク基盤と位置づけている。データレイク基盤とは、データ、アプリケーション、アナリティクスを統合し、ユーザーが必要とするあらゆる場所でアナリティクスを提供する基盤。

EMCのデータレイク基盤

EMCジャパン システムズエンジニアリング本部 アドバンス テクノロジー部 ITエバンジェリスト 笠原俊和氏は、データレイク基盤が必要な背景を次のように説明した。

EMCジャパン システムズエンジニアリング本部 アドバンス テクノロジー部 ITエバンジェリスト 笠原俊和氏

「企業は現在、新たな競争力を求めており、次世代型アプリケーションが必要になる。次世代のアプリケーションというのは、ビジネス価値、利益、コストに直接作用するアプリケーションだ。企業は変化に対応するために、次世代型アプリを素早く開発し、素早く修正する必要があるが、一方で、従来からある信頼性を重視するアプリも運用していく必要があり、両者を両立させるためにには、従来型アプリのインフラをクラウドに移行しハードウェアとオペレーションのコストを下げ、浮いたお金を次世代型アプリに投資すべきだ。ただ、従来型アプリが動作する第2のプラットフォームと次世代アプリを稼働させる第3のプラットフォームのデータを連携させる必要がある。それにより、企業は新たな知見を導きだせる。そのためには1つのデータにいろいろな方法でアクセスできるようにすることが重要だ。EMCグループはそのソリューションを提供できる」と述べた。

EMCのフェデレーション