モバイルアイアン・ジャパンは2月26日、企業向けクラウドサービス「MobileIron Cloud」がGoogleが提供する企業向けサービス「Android for Work」に対応したと発表した。

Android for Workは、個人のAndoroid端末におけるBYOD((Bring your own device:個人が所有する端末を仕事で使うこと)を支援するサービス。スマートフォンやタブレット端末内に個人用のプロフィールと仕事用のプロフィールの両方を持てることが特徴だ。

MobileIron CloudがAndroid for Workに対応し、BYOD端末をよりセキュアな環境で使えるようにした。例えば、企業のIT管理者は、 Android for Workを利用する端末において、仕事用のプロフィールからMobileIron Cloudにアクセスできるが、その際にすべての個人用データは保護される。

また、IT管理部門が信頼できないアプリケーションが引き起こすデータロスを防ぎ、ネイティブな電子メール、カレンダー、コンタクトを保護し、アプリの管理、コンフィギュレーション、コンテナ化を単純化できるようになる。

さらに、サポート情報を提供するWebページ「Android for Work Enterprise Resource Center」を公開した。サポートページでは、Android for Workに対応したMobileIron Cloudの企業内での展開を支援するトレーニング素材を提供する。