野村総合研究所(NRI)は1月16日、スマートデバイスの導入から運用・利用停止までをサポートする「ライフサイクル管理サービス」を2014年11月に開始したと発表した。

同社では、企業におけるパソコン端末の導入・管理を支援するサービスを2003年から提供し、これまで10万台以上の実績がある。今回、サービス対象をスマートデバイスに拡張し、ライフサイクル管理サービスの「コンサルティングと導入サポート」「運用サポート」支援サービスを提供することで、顧客企業で行う作業の大幅な省力化が可能となる。

支援サービス 内容
コンサルティングと導入サポート スマートデバイス導入に関するコンサルティング、従業員からのスマートデバイス利用申し込みの受け付け、回線の開設手続きおよび設定、端末の手配/設定/およびアプリケーションのインストール、情報漏えい防止などのセキュリティ対策(今回から提供する新機能)
運用サポート 資産および構成管理(各端末のバージョン、配布先、ステータスなどの情報を管理)、端末の故障対応、ヘルプデスク、紛失時のロック・ワイプ、アプリケーションの配信(今回から提供する新機能)

サービスは、スマートデバイスを管理するソフトウェアとして、全世界で1万4千社以上への導入実績を持つ米AirWatch by VMwareの「AirWatch」を利用。クラウドサービスであるため、最短2週間~3週間で利用が可能となる。

すでに11社・約2万台のスマートデバイスで同サービスを提供しているという。