パナソニックは12月12日、企業のネットワークセキュリティに関わる機器、ソフトウェアの開発と販売を行う「SecuLynx株式会社」を2014年12月1日に設立、11日に発足式を実施し本格的に始動したと発表した。

新会社は、パナソニックのベンチャー支援制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」%略称:PSUF)を活用し、機動性を生かした経営で新規事業を創出する狙いで設立された。

新会社は、不正機器接続防止製品とVPN解析ソフト製品で蓄積した製品化ノウハウを活用して、ネットワークによる情報漏洩防止を最小限にする製品を市場に提供していく。

当面は企業・法人や官公庁などを対象にした製品販売を重点に置き、将来は蓄積した技術やノウハウをネットワーク家電の分野にも応用することを目指すとしている。

社長は、久田正美氏が務め、人員は3名。