シャープは10月8日、光学式タッチパネル技術を採用した「テーブル型光タッチディスプレイ端末」を開発し、ゆうちょ銀行の大阪支店、茨木店、神戸店の資産運用窓口に納入したと発表した。

端末は、接客用のテーブルに液晶タッチディスプレイを埋め込んだもの。専用の光入力ペンのみで画面操作を行うため、画面上を手で触れたり物を置いたりしても誤操作が起こりにくく、通常のテーブルのように使用できる。

金融商品の紹介する係員が使える専用のアプリケーションを搭載する。パンフレットを原寸大表示できるほか、必要な部分の拡大やペンでのメモの書き込みも可能。さらに、ワンタッチで画面の上下を反転表示できる。

主なスペックは、ディスプレイがIGZO技術を用いた32V型4K2K(3840×2160ドット)。本体サイズは、幅約1152mm×奥行き約692mm高さ約51.6mmで、重さが約35kg。