サイバーエージェントでアドテクノロジー商品の開発を行うアドスタジオは9月8日、タグマネジメントツール「CA Tag Solution(シーエータグソリューション)」において、企業のWebサイトで取得可能な情報からデータフィードを生成する機能の提供を開始した。

CA Tag Solutionとは、タグの追加や変更、削除などを行うタグマネジメントツール。Webサイトに導入する各サービスのタグのバージョン管理や動作確認、エラー検知なども可能で、広告効果計測や行動ターゲティグ広告などのマーケティング施策に伴うオペレーションの管理コストを削減することができる。

今回追加したデータフィード生成機能は、企業Webサイト内にCA Tag Solutionのタグを設置することで、Webサイトで取得可能な情報より自社商品についてリスト化したデータ(データフィード)を自動生成する。これにより、ユーザーが過去に閲覧した商品をクリエイティブに反映する「ダイナミックリターゲティング広告」への出稿サポートを実現するという。

CA Tag Solutionでのデータフィード生成機能イメージ

なお、同ツールは、同社の提供する広告効果測定ツール「CAMP(キャンプ)」や、自社の商品データに基づき各広告配信先の仕様にあわせて最適化したデータフィードを生成する「CA DataFeed Manager(シーエーデータフィードマネージャー)」と連携している。そのため、CA Tag Solutionで取得した商品データ情報によりデータフィードを生成し、「CA DataFeed Manager」にて各広告配信先の仕様にあわせた入稿が可能なほか、広告配信後は「CAMP」にて商品単位の広告効果測定を行うこともでき、一連の作業を一括して管理することが可能だ。