今朝の目覚めはいかがだっただろうか? 朝起きるときの気持ちを思い出せるだろうか? 「眠たい」「また同じ一日の繰り返し」などという気持ちが浮かぶだけならまだしも、記憶すらないという人もいるのではないか。

惰性で起きて、服を着替えて家を出て、気がついたら出社していた……。

「あなたに欠けているのはパッション(情熱)だ」とDumb Little Manの記事は指摘する。だが、情熱を感じるものがないというあなた、ご心配なく。記事が「パッションをみつけるための4つの方法(原題:4 Steps To Find Your Passion)」として、4つのステップを伝授している。

やっていて楽しいこと

情熱を探すには、まずは自分が好きなことは何かを考えたい。

嫌いなものには情熱が沸かないもの。自分の趣味、やっていて楽しいこと、時間を忘れるようなことがあれば、それが情熱を注げるものである可能性がある。

それがわかれば、それに割く時間を増やすにはどうすればよいかを考えてみよう。ひょっとしてビジネスとして成り立つ可能性はないだろうか?

大したことないと自分で思い込んでいるだけで、もしかすると対価を払うという人がいるかもしれない。

自分の能力を知る

誰しも不得意なことがあれば得意なこともある。自分が得意なことがわからないという場合、人からよく褒められることはないだろうか?

それを活用して日々の生活をもっと楽しくできないか、あるいは仕事にできないのか。せっかく働くのであれば、自分が得意なことを仕事にする方が強い。

性格チェック

性格は人それぞれだ。だから、友人と同じように、同僚と同じようにと自分を型にはめ込むべきではない。自分は自分なのだ。

だからこそ、まずは自分の性格を把握しよう。粘り強いか飽きっぽいか、直感型か優柔不断か、無口かおしゃべりか。自分の思い込みだけではなく、人から形容される言葉も思い出してみたい。

内向的な人はセールスには向かないし、外向的な人はデスクワークではもったいない。自分の性格が適しているものと反していることに対して、情熱を抱くことは難しい。

それどころか、失敗続きで惨めな時間を過ごすことになる。

もっともな怒りを生じさせるものは?

いい意味で自分が怒ってしまうもの、自分の正義感が許さない事柄はないだろうか?

政治的なことで納得いかないことがあるなど、自分が変えるべき、変えたいと思うものがあれば、もっと世界を良くしようという情熱にたどり着くはずだ。

このように情熱を探すことは、自分探しでもある。願い通りに情熱を注ぐものが見つからないかもしれないが、自分が何を考えているのか、何に向いていて何に向いていないのか分析できれば、明日の朝の目覚めは違うはずだ。