日本ヒューレット・パッカードは8月22日、東京本社内にある「HP ソリューションセンター」のサテライトセンターとして、新たにHP Helionのクラウドプラットフォームをベースとした検証/デモセンター「HP 沖縄検証センター」を開設したと発表した。

同センターは、高速・大容量ネットワークで「HP ソリューションセンター」と結び、クラウド、仮想デスクトップ、災害対策、データセンター相互接続などマルチサイト接続を活用した検証/デモ環境を2014年秋より順次提供を開始する。

日本HPでは、これまで、東京本社内の「HPソリューションセンター」にて、HP製品やソリューションの実機検証や、デモ環境を提供してきたが、今回、検証センターとして提供するサービスを強化、拡張し、東京本社の「HP ソリューションセンター」と「HP沖縄検証センター」を高速、大容量のネットワークで接続することで、新たに距離の離れたセンター間での実機、デモ環境が提供可能になる。

2014年秋以降に提供予定の実機・デモ環境は、以下のとおり。

  • サーバー自動化運用(Server Automation)
  • データセンターネットワークソリューション(DC Network Solution)
  • 仮想デスクトップソリューション(Hosted/Virtual Desktop Infrastructure)
  • ソフトウェア仮想化ネットワーク(Software Defined Network)
  • 災害対策ソリューション(Disaster Recovery)
  • データセンター相互接続(Multi Data Center Solution)
  • ネットワーク機能仮想化(Network Function Virtualization)。

沖縄センターの管理、運用は、沖縄クロス・ヘッドより提供する。

同社は、東京本社の「HPソリューションセンター」からの接続に加え、シンガポールや香港など、アジア各国にある「HPソリューションセンター」からも「HP沖縄検証センター」を活用できるよう、今後サービスを拡張していく予定。