日立製作所は、PCサーバである日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」の4プロセッササーバ「HA8000/RS440」、及び1プロセッササーバ「HA8000/RS110」「HA8000/TS10」において、最新のIntel Xeonプロセッサを搭載するなど処理性能を強化した新モデルを追加し、6月12日から販売を開始すると発表した。

「HA8000シリーズ」外観

今回製品化した新モデル「HA8000/RS440」は、処理性能を従来プロセッサ比最大2.1倍に向上した最新Intel Xeonプロセッサ「E7-4800 v2」製品ファミリーを搭載するとともに、メモリ、内蔵ストレージ容量をそれぞれ従来モデル比2倍となる2TB(テラバイト)、約1.3倍となる最大9.6TBに強化している。

また、PCI Express拡張スロット数の拡大や、高速な16Gbps転送速度に対応したファイバーチャネルボードを新たにサポートするなどデータ入出力性能も強化した。

あわせて製品化した「HA8000/RS110」「HA8000/TS10」では、最新のIntel Xeonプロセッサ「E3-1200 v3」製品ファミリーを搭載し、内蔵ストレージ容量(SAS HDD)を「HA8000/RS110」では最大7.2TB(従来モデル比約1.3倍)、「HA8000/TS10」では最大9.6TB(従来モデル比約1.3倍)に拡大するなど、処理性能の向上を図っている。

価格は「HA8000/RS440」モデルが207万3000円~、「HA8000/RS110」が33万8000円~、「HA8000/TS10」が31万5000円~でいずれも税別、出荷開始時期は6月30日を予定している。