オートデスクは5月7日、汎用 2D作図CAD アプリケーション「Autodesk AutoCAD LT 2015」について、期間を選択して利用できるライセンス形態「Desktop Subscription」を導入し、発売することを発表した。これによりユーザーは、AutoCAD LTの永久ライセンスに 加えて、「1カ月」「3カ月」「1年」から利用期間を選択できる期間限定ライセンスも購入できるようになる。価格は税別で1ヶ月で12,000円、3ヶ月で36,000円、1年で95,000円。

Desktop Subscriptionを利用すると、永久ライセンスを購入するよりも初期費用を抑えることがでるという。また、国外出張時に利用したり、旧バージョン(2014)を利用したり、設計プロジェクトの規模や期間に応じて使用期間とライセンス数を選択することも可能で、ユーザーの希望に沿った運用方法やコスト管理を行えるようになる。

さらに、Desktop Subscriptionには、専用Webサイトからの技術サポート、契約期間中の機能アップデート提供、クラウド サービス「Autodesk 360」を利用した25GBストレージなどが含まれる。Autodesk 360を利用すると、設計などのプロジェクト管理やコラボレーション、モバイル端末からのアクセスなどの機能も利用できるため、場所や時間に制限なく柔軟な業務遂行が可能になる。