日本IBMは5月1日、オールアバウトの運営する「All About」および関連ビジネスサイトのパフォーマンス分析基盤として、「IBM Digital Analytics(デジタル・アナリティクス)」を提供することを発表した。これにより、サイトユーザーと専門ライターの満足度・業務効率の向上を支援する。

All Aboutホームページ

All Aboutは、2001年2月にサービスを開始し、2014年1月時点で月間約3080万人のユーザーと、ガイドと呼ばれる各専門家のライター約850人をかかえる総合情報サイト。ガイドの執筆する記事を中心に、まとめコンテンツや読者投稿型の記事などを掲載し、ユーザーにとって新たな発見があるサイトを目指しているという。

同サイトでは4月1日より、サイト価値と満足度の向上に向け、対策を行っている。サイトのデザインやレイアウトの全面的な変更に加え、各ユーザーセグメントの詳細な行動分析理解と広告商品の最適化を実施。ガイドへのフィードバック・レポートの充実にも取り組んでいるという。

今回、サイト分析システムとして採用した日本IBMのデジタル・アナリティクスは、ユーザーセグメント別の分析やインプレッション計測、アトリビューションモデリング、デバイス別分析等に強みを持つ。All Aboutは、この特徴を活かし、更なるサイト最適化に努める。