ニールセンは3月26日、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」の2月データと、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」の2月データをもとに、インターネットサービス利用のスマートフォンへのシフト状況を分析した結果を発表した。

発表によると、全体の利用者数はPCからが5237万人、スマートフォンから(アプリの利用とWebサイトの訪問の両方を含む)が3874万人。20代や30代では、すでにスマートフォンからのインターネットサービス利用者数がPCを上回っている。

各端末からのインターネット利用者数(発表資料より)

カテゴリ別に見ると、「オンラインモール」と「ビデオと動画」は、スマートフォンからの利用者数が、PCからの利用者数とほぼ同数程度まで増加している。

「オンラインモール」および「ビデオと動画」カテゴリの利用者数(発表資料より)

「オンラインモール」のスマートフォンからの利用者数上位2サイトは楽天市場とAmazonで、「ビデオと動画」のスマートフォンからの利用者数上位2サイトはYouTubeとニワンゴとなっている。これらの4サイトはいずれもスマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を上回っている。

楽天市場とAmazonの利用者数(発表資料より)

YouTubeとニワンゴの利用者数(発表資料より)