ヤフーは2月26日、国内宿泊予約事業における新戦略を発表した。これまでの「Yahoo!トラベル」のビジネスモデルに加え、同社と宿泊施設の間で直接契約するビジネスモデルを開始し、宿泊施設からのシステム利用料(成約手数料)を無料にするという。

同社は新戦略にもとづいた宿泊施設向け掲載プランの申し込み受付を開始し、今夏をめどに新生「Yahoo!トラベル」として新サービスの提供を開始する予定。

新サービスは、「同社と宿泊施設の間で直接契約を行う」「システム利用料が無料になる」などのほか、「自社サイトへのリンク設置が可能」といった特徴もある。また、利用者の満足度向上のため、Tポイントの付与率は5%以上にするという。

料金体系としては、システム利用料や初期費用、月額固定費が無料になるが、ポイント付与分の原資負担として最低5%、ポイント手数料0.3%のほか、アフィリエイト成約時の報酬原資などが必要となる場合がある。

新サービスの費用一覧