ブロケード コミュニケーションズ システムズ(以下、ブロケード)は1月22日、今日のデータセンターにとって非常に重要な構成要素である次世代ファブリックおよびSDN(ソフトウェア・ディファインド・ネットワーキング)を通じたデータセンター・ネットワーク機器に対する顧客ニーズへの対応に注力していくという事業戦略の一環として、同社のネットワーク・アダプタ事業をQLogicに売却すると発表した。

また、この売却を通じ、ブロケードとQLogicはストレージ・エリア・ネットワーク機器業界への両社の取り組みを再確認し、次世代第6世代(Gen 6)ファイバーチャネル技術の開発面での協業、および両社共通の顧客に恩恵をもたらすファイバーチャネル・ベンダー・エコシステムの強化で緊密に協力することを表明した。

売却対象となるのは、「Brocade 1860ファブリック・アダプタ」「Brocade 815/825および415/425ファイバーチャネル・ホストバス・アダプタ(HBA)」「Brocade 1010/1020コンバージド・ネットワーク・アダプタ(CNA)」「特定OEMパートナー向けHBAおよびCNAメザニン・アダプタ」等のブロケードの全ネットワーク・アダプタ製品群。