ファイア・アイは10月25日、Android端末経由で侵入する脅威から企業データを防御するクラウド・ベースのソリューション「FireEye Mobile Threat Prevention」を年内に提供開始すると発表した。

FireEye Mobile Threat Preventionは、モバイル機器に対する脅威を検出およびレポートするためのソリューション。FireEye Multi-Vector Virtual Executionエンジンの中でAndroidアプリを動作させ、モバイル経由の脅威を自動的に査定。この脅威査定機能によって、ユーザーは情報に基づいた判断を下し、モバイル環境におけるセキュリティ・ポリシーを実行できるようになる。

同ソリューションが提供する主な独自機能としては、隠された不正な機能や不必要な機能などアプリケーションの振る舞いを判定するものがある。

また、一般公開アプリや独自開発アプリ、エンタープライズ向けアプリ、ストア提供のアプリのすべてをオンデマンドで脅威査定する。

このほかにも、モバイル機器管理ソリューションやエンドポイント・セキュリティ・ソリューションと統合するためのAPIを提供する予定となっている。