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MicrosoftのVisual C++チームは10月17日(米国時間)、Visual C++ Team Blogの記事「Visual Studio 2013 Available Now!」において、Visual Studioの最新版となる「Visual Studio 2013」を公開した。アナウンスはSomasegar’s blogの記事「Visual Studio 2013 available for download」などにも掲載されている。ダウンロードはダウンロードページより実施可能。

Visual StudioはVisual Studio 2010の段階からC++11へのサポートをはじめているが、その後もサポート機能を強化し続け、Visual Studio 2013はこれまででもっともC++11へのサポートが進んだバージョンとなっている。コンパイラも改良されており、従来と同じソースコードであっても従来よりも高速に動作するバイナリを生成するようになっている。ソフトウェアの高速化を狙うためにVisual Studio 2013を入手するというのもひとつの魅力といえる。

開発者の生産性という面では、開発の主体となるエディタの機能が強化され、従来よりも扱いやすくなっている点も注目される。デバッグ機能やプロファイル機能の強化、Windows 8.1向け機能の導入なども実施されている。グラフィック回りの処理を実施しているソフトウェアのデバッグ機能も強化されている。