ホットリンクは10月4日、ソーシャルデータプロバイダの米Gnipと、Twitter / Foursquare / WordPressのソーシャルデータの日本における独占販売代理契約を締結したことを発表した。

Gnipは世界31ヵ国でソーシャルメディアデータ提供サービスを展開する企業。米Twitterの「Certificated Partner」にもなっており、Twitterの全言語のリアルタイムストリーミングデータとすべての過去データを商用目的で提供することができ、FoursquareとWordPressのデータの独占再販売権も保有している。

ホットリンクは2012年12月にGnipと戦略的提携を結んでおり、ホットリンクのソーシャルメディア分析ツール「クチコミ@係長」とリスクモニタリングツール「e-mining」にツイートデータを取り込んでいる。

ホットリンクはこのほどGnipとの提携を強化し、日本におけるTwitter / Foursquare / WordPressのソーシャルデータの独占販売代理契約を締結。これにより、ソーシャルメディアデータを活用したい日本企業は、公式にライセンスを許可されたデータを購入できるようになる。

ソーシャルメディアデータの提供に関して、ホットリンクは営業と開発サポート、運用サポートを担当し、データ利用企業は、日本語での問い合わせやサポートを受けることが可能。契約自体はデータ利用企業とGnipとの間で結ぶ形になる。

なおGnipは、日本マーケットにおけるソーシャルメディアデータ提供の本格展開に向けて、ホットリンクから日本語解析エンジンの供給を受け、日本語処理の精度を向上させている。