MMD研究所は9月19日、「シニア層のタブレット端末の所有率及び、購入意向に関する意識調査」の結果を発表した。

9月5日~9日にかけて、シニア(60歳~64歳:268人、65歳~69歳:157人、70歳以上:118人)を対象に、タブレット端末所有率、利用しているタブレット端末の満足度、タブレット非所有者の購入意向などを調査した。

シニア層のタブレット端末所有率

全シニア回答者(543人)のうち、21.5%がタブレット端末を所有していることがわかった。同社が2012年10月25日~29日に実施した「タブレット端末の所有率及び購入意向調査【2012年10月】」で60歳以上を抽出し所有率を比べたところ、シニアのタブレット端末の所有率は14.7%で、6.8%増加したことになる。

続いて、タブレット端末所有者(117人)を対象に所有しているブランドを聞いたところ、「iPad」を所有している人が47.0%と最も多く、次に12.8%の人が「Nexus」を所有していることがわかった。

シニア層が諸湯しているタブレット端末の種類

同様に、タブレット端末所有者(117人)を対象に、所有しているタブレット端末の満足度について「サイズ、バッテリー、デザイン」など計17項目を調査した。総合的な満足度は65.8%で、最も満足度が高かった項目は「画面の大きさ」で82.9%だった。

購入したタブレット端末の満足度

一方、タブレット端末非所有者(426人)を対象に、タブレット端末の購入意向について聞いたところ、「とても購入したい(3.8%)」「まあまあ購入したい(20.7%)」と合わせて24.5%のシニアがタブレット端末を購入したいと回答した。購入しない理由で最も多かった回答は「タブレット端末の必要性がない」が75.8%であった。

シニア層のタブレット端末購入意向