観光庁は、宿泊旅行統計調査の平成25年第2四半期(4月から6月)の調査結果(暫定値)を取りまとめ発表した。

それによると、延べ宿泊者数は約1億625万人泊(前年同期比+3.0%)、うち外国人は約877万人泊(前年同期比+26.4%)。延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は8.3%であり、平成22年の水準まで回復した。

「四半期別延べ宿泊者数、うち外国人延べ宿泊者数の推移」資料:観光庁

東北6県の延べ宿泊者数でみると、平成22年同期比+0.4%と震災前の水準となり、観光目的では平成22年同期比-25.2%であったが、ビジネス目的では平成22年同期比+27.1%となった。

「都道府県別延べ宿泊者数」資料:観光庁

国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、第1位が台湾、第2位が韓国、第3位が中国で、上位3ヵ国地域で全体の4割以上を占める。伸び率でみると、台湾(前年同期比+71.6%)、タイ(前年同期比+66.2%)は、大幅に拡大。一方、中国は前年同期比-23.1%だった。

「国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数」資料:観光庁