NECは9月13日、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、Intel Xeon E5-2600v2製品ファミリーを搭載し、ストレージなど周辺装置とのI/O性能を強化した2Wayラックマウント型サーバ2機種、ブレード型サーバ1機種、ならびにメニーコアサーバ1機種を、同日より発売すると発表した。Intel Xeon E5-2600v2を採用することで、処理性能を従来比最大30%向上したという。

上の段がラックマウント型サーバ(2U)Express5800/R120e-2M(左)、ラックマウント型サーバ(1U)Express5800/R120e-1M(右)、下の段がブレード型サーバExpress5800/B120e-h(左)、メニーコアサーバExpress5800/HR120b-1(右)

また、Windows Server 2012 Hyper-Vの自動セットアップに対応したシステムセットアップユーティリティ「EXPRESSBUILDER Ver.7」を標準搭載しシステムのセットアップ作業を支援するほか、運用管理をサポートするEXPRESSSCOPEエンジン3を強化し、OSの種類に依存しないネットワークのステータス監視や故障発生時のためのリモートKVMの録画機能をサポートする。

メニーコアサーバは、特徴として、Intel Xeon E5-2600v2製品ファミリーを採用し、処理性能を最大23%向上。また、PCIボードへ搭載するインテル Xeon Phi コプロセッサーを3種類から選択可能で、システム規模に合わせた性能選択ができる。

価格は、ラックマウント型サーバ(2U)「Express5800/R120e-2M」が47万8,000円から、ラックマウント型サーバ(1U)「Express5800/R120e-1M」が40万4,000円から、ブレード型サーバ「Express5800/B120e-h」が47万8,000円から、メニーコアサーバ「Express5800/HR120b-1」が140万円からとなっている(いずれも税別)。