京セラコミュニケーションシステムは9月11日、広告配信プラットフォーム「デクワス.DSP」をバージョンアップしたことを発表した。リピーター客の育成や新規顧客の集客に注力した広告配信メニューを強化した。

デクワス.DSPは、ユーザーごとの興味・関心に合わせて広告をパーソナライズする「レコメンドバナー広告」、潜在顧客を抽出し自社サイトへの訪問を促す「オーディエンス拡張」など、広告主の目的に応じた広告配信を可能とするプラットフォームである。

ECサイトの売上を最大化するためには、直近のサイト訪問客のコンバージョン促進だけでなく、コンバージョン率の高い「ロイヤルカスタマー(リピーター)」の育成や、ロイヤルカスタマーにつながる新規顧客(潜在顧客)を効率よく集客することが重要となる。

今回のバージョンアップでは、ロイヤルカスタマーの育成や新規顧客の集客に注力した広告配信メニューへと一新された。具体的には「ロイヤルティターゲティング」として、過去にサイトを訪問したユーザーからより購入につながる可能性の高いユーザーを抽出して潜在ニーズを刺激することで、購入頻度が高いロイヤルカスタマーへと育成するメニュー、さらに「ロイヤルティターゲティング拡張」として、ロイヤルカスタマーと行動が類似した購入確度が高い新規顧客を集客するメニューの提供が可能となる。