米Googleは9日 (現地時間)、Webサイトから直接ファイルをオンラインストレージサービス「Google Drive」に保存できるようにするWeb用ボタン「Save to Drive」を用意した。

Web開発者は2行のHTMLコードを用いるだけで簡単にWebサイトにSave to Driveボタンを追加できる。またはSave to Drive用のJavaScript APIを使えば、より柔軟にDriveに保存するプロセスをコントロールできる。

Save to Driveボタンが置かれたWebページにおいて、ユーザーがボタン上でポインタをホバリングさせるとサインインしているGoogleアカウント(またはサインインを促すメッセージ)が表示される。ボタンを押し、ポップアップ画面でアカウントやファイル名、Driveの保存先などを確認した上で「Save」ボタンをクリックすると、自動的にファイルがDriveに転送される。すでにBigstock、Delta Dental、Fotolia、O’Reilly、Outbox、Zen Payrollなどが写真やPDFファイルの配信にSave to Driveボタンを利用している。現時点でDropboxに同等の機能はなく、採用するサービスが増えれば、Google Driveの特徴と呼べる機能になる。

電子書籍(ePub/Mobi/PDF)にSave to Driveボタンを活用する米O'Reilly