ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は、インターネットに対応した電子版寄書帳「Applause Messages Version1.0(アプローズメッセージ)」を2月19日にリリースし、サービスを開始したと発表した。

電子版寄書帳「Applause Messages Version1.0」デモサイト

このサービスは、インターネット上に主人公(投稿を受ける人)を象徴するタイトルポスターを表示し、投稿者がインターネットを介してメッセージを投稿するプラットフォームで、より広い社会活動にも利用できるように開発された。祝賀会/記念講演会/感謝の夕べ/お別れ会などの「イベント」に使用することにより、想い出深いモニュメントが出来上がる。

また、会費徴収やメッセージの管理も楽になり、長期間の保存と閲覧も可能なため、後世の人々に主人公の人生や活躍、思い出をいきいきと伝えられる。 

モニュメント画像上に、投稿の1つ1つはドットでグラフィック表示され、投稿の収集状況はリアルタイムにドット配置図で表示される。主催者は全投稿を一覧表の形で、あるいは個別のメッセージを検索して閲覧可能。さらに、閲覧モードを指定でき、投稿者は投稿のどの項目を、誰向けに公開するか4段階でアクセス権の設定ができる。

主人公はこれを機に、自分の足どりや業績、あるいはファミリーのヒストリーをまとめ、家族や仲間が閲覧できるよう公開すること、保存してある写真アルバムなどの電子化もオプションとしてサービスメニューに用意されている。

基本料金は、標準利用が30万円、オプションは別価格となっており、ソリトンでは初年度500イベントを計画し、1億円から2億円の売り上げを目指す。