BCNが主催する「BCN AWARD 2013」において、シュナイダーエレクトリックがUPS(無停電電源装置)部門のアワードを受賞した。シュナイダーエレクトリックの前身であるエーピーシー・ジャパン時代を含め、5年連続5度目の受賞となる。

BCN AWARDは、パソコン関連・デジタル家電商品の年間販売数のトップメーカーを表彰する賞。BCN AWARD 2013では、22社2445店舗の実売データに基づき、ハードウェア76部門、ソフトウェア33部門で第1位の企業が表彰された。

同社の新製品となるUPSは使いやすさを重視した設計が高く評価され、調査対象店舗の国内UPS販売台数において54.8%のトップシェアを獲得しての受賞となった。

調査対象店舗で販売されている「APC by Schneider Electric」ブランドのUPSのうち、同社では、特にシェア向上に貢献した製品として「APC RS 550」と「APC Smart-UPS 750 LCD 100V」を挙げている。

APC RS 550は、IT機器の異常動作の原因になる電圧変動を自動電圧調整機能により修正し、必要な電圧で電力を供給するUPS。雷などの過剰電流から電話回線を守るサージ保護機能を搭載しており、バックアップ容量は330Wとなっている。

APC RS 550

APC Smart-UPS 750 LCD 100Vは、LCDディスプレイを搭載した製品で、パワーメーターや障害情報のカタカナ表示に対応。バックアップ容量は500Wで、熱量を低減することで効率97%を実現する「グリーンモード」により、従来2.5年だったバッテリー寿命を4.5年に延長している。

APC Smart-UPS 750 LCD 100V