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RethinkDB開発チームは20日(米国時間)、RethinkDBの最新版となる「RethinkDB 1.3」をリリースした。RethinkDBはC++で記述されているオープンソースの分散型データベース。ランセンスにGNU GPL v3を採用しており、ソースコードはGitHubで管理されている。

RethinkDBはもともとSSDを対象に絞り込んで開発されていたデータベース。昨年5月に公開された1.0よりこの方針を廃止し、現在は直感的なクエリ言語や自動並列クエリ機能、シンプルな管理ツールの提供といった特徴を持っている。前バージョンではJSONデータモデル及び即時一貫性のサポートや分散ジョイン/サブクエリ/アグリゲーションの実現、MVCC技術、Hadoopスタイルのmap/reduce、Web/コンソール管理ツールなどの機能が追加されていた。

1.3では新たプラットフォーム対応として、Mac OS Xでも利用できるようになった。対応バージョンはMac OS X 10.7(Lion)以上で、イメージパッケージはこちらより取得できる。また、その他にもUbuntu 10.04(Lucid Lynx)以上で動作するパッケージも提供されており、69の問題と25のバグが修正されている。