東芝キヤリアは10月26日、富士通ゼネラルと同社の製造子会社FGA(タイ)と、空調機器用ツインロータリーコンプレッサーの製造合弁会社を設立すると発表した。

東芝キヤリアは今回の製造合弁会社設立によってグローバル事業構造改革の加速を、富士通ゼネラルは主軸である空調機事業の拡大に向け、コンプレッサー事業の強化を図るとしている。

新会社TCFG Compressor(仮称)はタイのチョンブリ県に2012年11月に設立予定で、主な事業内容は空調機器用のツインロータリーコンプレッサーの製造、販売となっている。資本金は8億7000万バーツで、出資比率は東芝キヤリアが51%、FGAが49%となる。