アカマイ・テクノロジーズ(以下、アカマイ)は、同社のメディア配信向けソリューション「Sola Media Solutions」を刷新し、新たなソリューション・ポートフォリオを発表した。

「Sola Media Solutions」は、オンライン動画を配信する利用者をサポートし、「Sola Sphere」、「Sola Vision」、「Sola Media Analytics」、「Luna Control Center」などを含んでいる。

「Sola Sphere」は、コンテンツの保存と配信を可能にするCDN(Contents Delivery Network)で、プログレッシブ・ダウンロードと、アダプティブ・ビットレート・ストリーミングを提供する。

「Sola Vision」は、エンゲージメントの高いオンライン配信のためのコンテンツを最適化、各アプリケーションに適したコンテンツ保護を行う。また、クラウドベースのトランスコーディングや配信パッケージにおける新たな機能が統合され、これらの機能により、異なるプラットフォームやプロトコルへのコンテンツ配信に必要なワークフローを簡略化する。

「Sola Media Analytics」は、視聴者のコンテンツ利用状況や、コンテンツ視聴におけるユーザーエクスペリアンスを可視化する機能をもち、リアルタイムでユーザーエクスペリエンスの質に関する情報や、視聴後のエンゲージメントに関する情報を収集する。

「Luna Control Center」は、「Sola Media Solutions」の機能を管理する統合Webユーザーインタフェイス。新しく登場する端末やプロトコルに合せて、ユーザーインタフェイスを更新でき、コンテンツに適宜変更を加えていくことができる。