サン電子は9月6日、ソフトバンクモバイルの3Gネットワークに対応したファーウェイ・ジャパンの3G通信モジュールを内蔵したモバイルルータ「Rooster-H800」の発売を、9月11日より開始すると発表した。価格はオープン。

「Rooster-H800」

「Rooster-H800」は、上り5.7Mbps、下り7.2Mbpsのパケット通信に対応したファーウェイ・ジャパンの通信モジュールを内蔵し、ソフトバンクモバイルの通信網で利用可能なモバイルルータ。主にネットワークカメラを利用した遠隔監視や、デジタルサイネージのコンテンツ配信など、通信速度が求められるソリューションの用途に適しているという。

主な使用用途

ルーフトップアンテナや小型アンテナなど、各種外付けアンテナに対応しており、外形寸法は、W115×D92×H33mmとなっている。

また、メインモード/アグレッシブモードの各モードに対応したハードウェア処理によるVPN(IPsec暗号化アルゴリズム:AES256bit)機能を搭載し、Rooster-H800同士だけでなく、従来のRoosterシリーズとVPN接続する事ができる。

各種電源制御機能として、「ソフトウェア制御によるルータの自動電源OFF/ON(通信中は非動作、回線切断時に動作)」の設定は、24時間ごと、曜日、時刻の指定が可能で、「ハードウェア処理による電源OFF/ON」は、35時間ごとまたは6日ごとに強制的に電源OFF/ONする設定が可能となっている。