ロジテックは8月23日、8ポート/16ポー ト/24ポート搭載モデルをラインナップしたギガビットスイッチングハブ「LAN- GSWP/M3」シリーズ、LAN回線経由で給電できるPoE(Power over Ethernet)対応の8ポート搭載ギガビットスイッチングハブ「LAN-GSW08ES8M3」、既存ネットワークをPoE対応にするインジェクター「LAN-GSW01ES1」の発売を、10月上旬から順次開始すると発表した。

「LAN-GSW08P/M3」

「LAN-GSW24P/M3」

「LAN-GSW08ES8M3」

「LAN-GSWP/M3」シリーズは、接続していないポート、リンクしていないポートを自動的に判別し、電力供給量を抑えることができるため、全ポートリンク時に比べ、全ポート未リンク時には消費電力を最大約81.3%節電できるほか、ネットワークダウンを検出するループ検知機能を搭載している。

「LAN-GSW08ES8M3」は、8ポート中の4ポートが31.5WのIEEE802.3af/at準拠、残り4ポートが15.4WのIEEE802.3af準拠と、すべてのポートでPoE給電が可能で、PoE対応のネットワークにイーサネットケーブルを経由して電源を供給することができる。

「LAN-GSW01ES1」

いずれの製品も、ファンレスながら動作時環境温度「摂氏50度」まで対応し、1000BASE-Tのほか、100BASE-TX/10BASE-Tに対応する。

PoEインジェクター「LAN-GSW01ES1」は、既存ネットワークをPoE対応にするインジェクターで、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応802.3af/at規格準拠。本製品からイーサネットケーブルを通じてPoE対応機器に電力を供給し、近くに電源がない場所でもPoE対応のネットワーク機器を設置できる。ポート数は、INとOUTが1つずつ。

「LAN-GSW01ES1」の利用例

あわせて同社では、保守サービスとして、「デリバリー保守」と「センドバック延長保守」の2つを提供。

「デリバリー保守」は、スイッチングハブやインジェクターが故障した場合、連絡を受け付けた時点で代替機を発送され、「センドバック延長保守」は、標準無償保証期間(法人向け3年)の延長サービスで、無償保証期間終了後でも修理の際、本来必要となる修理費用が不要となる。

価格と発売時期は、「LAN-GSW08P/M3」が7,900円(8ポート、税別)、「LAN-GSW16P/M3」が1万9,800円(16ポート、税抜)、「LAN-GSW24P/M3」が2万9,800円(24ポート、税抜)でいずれも10月上旬発売、「LAN-GSW08ES8M3」が2万4,800円(8ポート、税別)で11月上旬発売、「LAN-GSW01ES1」が1万2,600円(税別)で10月上旬発売となっている。

サービスの価格は、「デリバリー保守」が1年/1年延長につき2,000円、3年につき4,500円、5年につき6,000円、「センドバック延長保守」が1年延長につき1,500円、2年延長につき2,500円となっている。