日立製作所は6月27日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」において、ブレードサーバ「BS500」と周辺機器のラインアップを拡充するとともに、サーバ仮想化環境の導入・運用を支援するソリューションのメニューを強化すると発表した。

今回、最新のインテルXeonプロセッサーE5-2400製品ファミリーを採用した「BS520Aサーバブレード」、大量データを取り扱う業務への対応を強化するオプション製品「ストレージ拡張ブレード」、「BS500」によるITシステムの集約を支えるエントリークラスのディスクアレイ「BR1650」を発売し、日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」で提供していた「かんたん仮想化ソリューション」の対象サーバに「BS500」を追加する。

「BS520Aサーバブレード」は、1サーバブレード当たり16コアまで拡張可能で、従来製品比約1.5倍の処理性能を持つ。メモリスロットを12スロット装備し、メモリを最大384GBまで搭載できる。

「ストレージ拡張ブレード」は、サーバブレードと同じサイズのブレード型筐体に、最大6台のHDDまたはSSDを搭載し、ストレージ容量を最大5.4TB追加できる。「BS520Hサーバブレード」や「BS520Aサーバブレード」に装着することにより、サーバブレードと「ストレージ拡張ブレード」を合わせて最大8台の内蔵ストレージを搭載可能で、ストレージ容量を最大7.2TBまで拡張できる。

「BS520Aサーバブレード」と「ストレージ拡張ブレード」

「BR1650」は、高さを従来製品の半分の2Uにして省スペース化するとともに、容量は従来製品の約2倍となる最大660TBに拡張し、データ処理性能の高速化が図られた。サーバとの接続方式として、8GbpsファイバーチャネルとiSCSIの1Gbpsに加え、新たにiSCSIの10Gbpsをサポート。拡張性や性能を重視した「BR1650E」と、コストパフォーマンスを重視した「BR1650S」の2製品を発売する。

「BR1650」

「かんたん仮想化ソリューション」の対象サーバに「BS500」を追加することで、「BS500」と仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」によるサーバ仮想化環境が提供される。1シャーシ当たり最大60VM程度までの拡張性が考慮されている。

価格は、「BS520Aサーバブレード」が42万4,200円から、「ストレージ拡張ブレード」が23万6,250円から、「BR1650Eが376万5,300円から、「BR1650S」が186万6,900円から、「BS500かんたん仮想化ソリューション」が275万1,000円から、「HA8000かんたん仮想化ソリューション」が89万2,500円から。