インターコムは4月5日、企業の情報漏洩対策とIT資産管理を1パッケージで総合的に支援するPC運用管理ソフト「MaLion 3」に新機能を追加した最新バージョン(Ver.3.30)を4月6日より販売開始すると発表した。

「MaLion 3(Ver.3.30)」パッケージ

最新バージョンでは、「個人情報ファイルの検出から管理までを一括支援」、「各種操作監視からIT資産管理まで、Mac PCの本格的な運用管理」、「掲示板などWebサイトへの不正な書き込みを監視して機密情報の漏洩を抑止」の機能を強化した。

個人情報ファイルの検出から管理までを一括支援では、KLab製の個人情報検出ツール「P-Pointer」と連携して、個人情報ファイルの管理業務を支援する機能を新たに搭載した。P-Pointerで検出した社内端末上の様々な個人情報ファイルに対し、ファイルアクセスや印刷、送信メールへの添付といった操作の制御を行ったり、専用の管理台帳で個人情報ファイルを一元管理したりできる。個人情報ファイルの検出から管理までを行うことで、プライバシーマークの運用時での活用を始め、個人情報の管理業務を強力に支援する(P-Pointeは別途購入が必要)。

また、Mac PCの各種操作監視/制御に対応。これによりMac PCで行われるWebアクセスやメール送信、USBメモリの接続といった情報漏洩リスクを伴う操作について集中管理が可能となる。

「MaLion 個人情報検出・管理システム」

さらに、掲示板などのWebサイトへの書き込みを監視して、その文章をログとして収集が可能となるほか、オンラインストレージにアップロードしたファイルの名前についてもログ収集することができる(httpsプロトコルの操作ログは取得不可)。

Webアップロード