GSユアサは3月12日、トヨタ自動車が2011年12月に発売した新型ハイブリッドカー「アクア」、2012年1月に発売した新型プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」に、同社のハイブリッドカー補機用鉛蓄電池が採用されたと発表した。

トヨタ自動車「アクア」 トヨタ自動車「プリウスPHV」

ハイブリッドカー/プラグインハイブリッドカーには駆動用のニッケル水素電池やリチウムイオン電池に加え、補機用として鉛蓄電池も搭載されている。鉛蓄電池はパワースイッチをONにした時のハイブリッドシステム/一般電装品への電源供給や、パワースイッチをOFFにした時やアクセサリーモードにした時の一般電装品への電源供給という役割を担っている。

GSユアサはトヨタ自動車がハイブリッドカーの量産販売を開始した1997年から補機用鉛蓄電池を供給、「プリウス」をはじめ「プリウスα」、レクサス「CT200h」などに、累計で270万個以上の補機用鉛蓄電池を出荷している。

補機用鉛蓄電池「S34B20R」