ウェザーニューズは2月21日、「冬企画」の一環として、2012年2月6日から2月12日に行った「積雪×生活調査」の結果を発表した。同企画は、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイト・スマートフォン向けWEB版「ウェザーニュース」の利用者に対して実施されたもの。

第5回となる今回の調査では、"積雪"に注目し、積雪による生活への影響について、豪雪地帯とその他の非豪雪地帯での違いを調査し、12,468人(豪雪地帯47%、非豪雪地帯53%)の有効回答をまとめた。

積雪対策を行っているかどうか聞いたところ、、豪雪地帯では24.7%が「十分している」、46.6%が「まあまあしている」と7割以上が対策を講じているのに対し、非豪雪地帯では「十分している」という回答が9.1%、「まあまあしている」という回答が35.4%と、半数以下という結果だった。

あなたは積雪への対策としてグッズや最新の情報入手方法などを事前に準備していますか? 資料:ウェザーニューズ

また、どの程度の積雪量で生活に支障が出るかを聞いたところ、豪雪地帯で生活に支障が出る積雪量の平均は25.73cmで「ふくらはぎくらい」の高さ、非豪雪地帯の平均は6.75cmで「くるぶしくらい」の高さの積雪で生活に支障が出ることがわかった。

この結果を都道府県別に見ると、生活に支障が出る積雪量が最も高かったのは、新潟県で54.47cm。今冬、新潟県では記録的な大雪に見舞われ、54cmを超える積雪が同日時点で5日あり、うち2日は70cmを超えている。第2位以降は、秋田県で43.79cm、山形県で41.53cm、富山県で41.04cm、青森県で40.68cmとなっている。

非豪雪地帯で最も高かったのは第24位の愛知県で8.14cmで、東京都は第27位で7.42cm、大阪府は第39位で5.70cmという結果になっている。

冬の普段の生活の中で、何cmの積雪になると生活に支障が出てきますか? 資料:ウェザーニューズ