ビジネスパーソンなら、生産性や情報管理のためのアプリは欠かせない。このところ、多くのアプリがクラウドを使ってPC、スマートフォン、さらにはタブレットと端末間で同期できる機能を備えており、さらなる利便性を提供している。だが、アプリストアにはスクロールしきれないほどのアプリが並び、どれがよいのか選びかねている人も多いはず。

マーケティングコンサルティング業の傍ら『Duct Tape Marketing』『The Referral Engine』などの書籍を執筆、Duct Tape Marketing Consultant Networkというネットワークも立ち上げた超多忙のJohn Jantsch氏が、業務効率化にオススメのアプリとして、Jantsch氏がOpen Forumで10のアプリを紹介している(原題:10 Apps That Made Me More Productive)。

(1)Tweetdeck

Jantsch氏がソーシャルメディアのダッシュボードとして使っているのが、日本でも人気の「TweetDeck」だ(米Twitterが2011年5月に買収)。iPhoneではTwitterアプリを使っているが、他に同じような機能を持つアプリはあれど、ずっとメインで使っているそうだ。グループ、リスト、スケジュール投稿などの機能を使い、情報の発信・共有を行っているという。

(2)Evernote

こちらもおなじみのアプリで、さまざまな端末で使えて同期も問題なし。「ブレインストーミング、アイディアクリップ、ブックマークの保存」と役割を説明するJantsch氏、本のアイディアに始まり、趣味のワインまで、記憶代わりに使っているとのことだ。

(3)Dropbox

ご存じ、オンラインストレージサービス。バックアップやストレージのツールとしてだけではなく、チームのファイルサーバとして使うほど「酷使」しているとのこと。会議の参加者に自分のプレゼンを共有する際もDropboxを利用しているそうだ。「とにかく、ちゃんと動く」というのがDropboxを使い続けている理由だという。

(4)Reeder

Jantsch氏が「iPhone」「iPad」で利用しているRSSリーダーが「Reeder」だ。ブログを読むだけでなく、Twitter、Evernote、Deliciousなどとの連携機能も重宝しているとのこと。

(5)Dragon Dictatio

音声のテキスト変換をしてくれるiPhoneアプリで、日本語対応も果たし、現在人気急上昇中だ。Jantsch氏は、運転中や眠りに着く前などに思いついたアイディアや考えをメモするのに使っているという。

(6)HelloFax

HelloFaxはオンラインファックスアプリだが、Jantsch氏は、編集や署名が必要な書類を受け取るのに利用しているそうだ。書類をダウンロードしてHelloFaxにアップロードし、編集して署名を入れて電子メールで送り返す――こうすれば編集、プリントアウト、署名、スキャン、電子メールという手順を簡素化できるという。

アプリ名と概要だけとなるが、残る4つは以下となる。

(7)Text Expander for Windows

テキスト・スニペットを挿入してくれるアプリ。

「Text Expander for Windows」のWebページ。無償版と有償版がある

(8)PixelMator

「Photoshop」の代用品とも言える、Mac OS X向けペイントソフト。

「PixelMator」のWebページ。30日試用が可能だ

(9)Adium

さまざまなインスタントメッセージ(IM)を利用できるMac OS X用クライアント。AIM、MobileMe、ICQ、Google Talk、Windows Live メッセンジャー、Yahoo! MessengerとYahoo!メッセンジャーなど、主要なIMはほぼ使える。

「Adium」のWebページ。マスコットが愛らしい

(10)Transmit

Mac用のファイル転送クライアント。具体的には、FTP(Normal, Implicit SSL, TLS/SSL), SFTP, Amazon S3, WebDAVによるファイルの転送をサポートしている。ディスクマウント機能を使えば、Web上のリソースをローカルディスクのように利用することが可能。

「Transmit」の操作画面