プライスウォーターハウスクーパース(以下、PwC)と日本オラクルは2月1日、楽天銀行のIFRS(国際財務報告基準)対応の基盤となる新規事務プロセス・会計システムの整備を2011年12月31日に完了したことを発表した。

PwCとオラクルは、楽天銀行のIFRS対応に向けた会計システムとしてオラクルのERP製品「Oracle E-Business Suite」を活用し、約12ヵ月間で基盤整備を行った。

PwCは、「全社プロジェクトの推進」、「会計方針の策定」、「日本基準との会計基準差異が発生する金融商品に関するIFRS対応仕訳を生成するための事務およびシステム構築の支援」を担当。

会計システム基盤には、複数の会計基準の対応が標準装備されているオラクルのOracle E-Business Suiteが採用され、IFRSを含む複数帳簿に対応可能な会計システムが構築された。

楽天銀行では、今回整備されたIFRS対応の会計基盤を2012年4月より本格的に稼働させていく予定。