PHP技術者認定機構は12月7日、「PHP5 技術者認定上級試験」を2012年1月11日から正式に開始することを発表した。全国100か所以上のプロメトリック社試験センターでいつでもオンライン受験できる。

PHP5 技術者認定上級試験のWebサイト

PHP5 技術者認定上級試験は、「PHPの言語使用から実用的なプログラミングテクニックまでの知識を問う試験」。同団体が今年4月にスタートさせた「PHP技術者認定初級試験」の上位試験にあたる。オライリー・ジャパンが発行する「プログラミングPHP 第2版」を主教材とし、その内容に合わせて問題が作成されている。

今年7月からベータ試験を始めていたが、50人が受験して合格者(正答率70%以上)がゼロという難関試験になっており、「正式スタートにあたって、合格認定証に加えて、正答率に応じたスコア認定証も発行することになった」(PHP技術者認定機構 理事長の吉政忠志氏)という。

スコア認定の内容は以下のとおり。

スコア 認定内容(Honor Expert、Expertには合格認定証明書が発行される)
90%以上 Honor Expert認定
70-89% Expert認定 : PHPの言語仕様から実用的で高度なプログラミングテクニックをもつ上級者
50-69% Senior : オンラインマニュアル等を参考にプログラミングができるレベル
30-49% Junior : オンラインマニュアル等を参考にプログラミングができるが、部分的に基礎知識の修得が必要なレベル
29%以下 Sophomore : 基礎知識の修得を必要とするレベル

設問数は60問、試験時間は2時間、出題形式は選択式で、受験料は1万5000円(税抜)。予約受付は2012年1月5日から開始される。なお、不合格となった受験者は、2012年3月末までに申請すれば、2012年4月まで無料で再受験ができる。