PC・モバイルでの検索サービスやリスティング広告の導入支援などを手がけるadingoは9月7日、同社が提供するSSP(Supply Side Platform)の「Fluct(フラクト)」において、iPhoneアプリ事業者に向けた「Fluct SDK」の提供を開始したと発表した。

今回提供が開始されたFluct SDKをアプリに導入することで、同社が提携する複数のスマートフォン向けアドネットワークの中から最も収益性の高い広告が自動配信され、広告収益の最大化に繋がるという。配信するアドネットワークを変更する際には、各アドネットワークのSDKを組み込むことなく、Fluct SDKのみで簡単に切り替えが可能となっている。

提携アドネットワークは、マイクロアドの「MicroAdモバイルfor SmartPhone」、アキナジスタの「MAIST for Smartphone」など。

また提携アドネットワーク広告の配信だけではなく、純広告や自社広告の配信も可能なアドサーバー機能も備えている。

Fluct Webサイト

なお、広告配信プラットフォームであるFluctは2010年12月よりPC・モバイルメディアへの提供を開始し、2011年2月よりスマートフォンメディアにも提供されている。Androidアプリへの対応も今後予定している。