SRA OSSは、オープンソースのミドルウェアのワンストップサポートサービス「OSSプロフェッショナルサポートサービス」を開始すると発表した。

OSSプロフェッショナルサポートサービスは、Linuxと主要なOSSミドルウェアの計33のソフトウェアをサーバ台数の制限なしにワンストップで提供するサポートサービス。課金は、インシデントと質問担当者基準で行われるため、システムを横断して利用することが可能なうえ、仮想環境やクラウド環境でも安心して契約できるという。

同サービスは主に以下の4点によって構成されている。

  • ヘルプデスク : インストール、設定、管理ツールの使い方(付属ツールに限る)、マニュアルレベルの問い合わせ、バージョンアップに関する問い合わせなどに対応。PostgreSQLにおいては、データベース設計、パフォーマンスチューニングまでを含む
  • 障害対応 : サポート対象のソフトウェアが原因の障害に対し、障害原因を調査し、回避策の提示または、問題が修正されているバージョンを提示する。別途、個別パッチを作成することも可能
  • 情報配信サービス : サポート対象の33のソフトウェアに関するバージョンアップ情報を月に1度程度、電子メールで知らせる
  • ナレッジサービス : 契約ソフトウェアに関するよくある質問や、過去の回答事例などを公開するサービス

同サービスは、「プロ」と「エントリ」の2種類のメニューが提供されている。前者が、仮想環境/クラウド環境でOSSを利用する事業者様向け、後者が、これからOSSを利用してシステム構築を行う事業者様向けとされている。上に挙げた「障害対応」は、プロのみで提供されるサービスになっている。また、プロに関しては、システム規模に応じて、さらに「Gold」と「Silver」の2種類のメニューが用意されている。