ハミングヘッズは6月8日、情報漏洩対策ソフトの新版「セキュリティプラットフォーム Ver.3.0」をリリースした。

セキュリティプラットフォームは、ファイルのコピー、メール添付、アップロード、印刷など、情報漏えいにつながる操作を監視/制御することができる製品。社内の全Windows PCにおける各種の操作ログをすべて記録できるほか、操作ログをシンプルで見やすいかたちに出力する機能なども備える。

セキュリティプラットフォーム Ver.3.0では、持ち出し制限機能(Write制限)を強化。前バージョンでは、サポート対象外だったソフトウェアに対しても社外へ送信されるデータには自動暗号化処理を試みていたが、今バージョンからはデータ送信処理自体を抑止するよう仕様を変更。Bluetoothによるデータ転送もブロックされるという。

そのほか、アプリケーションのアーキテクチャを変更し、新たに部分アップデート機能を搭載。バージョンアップの際に使いたい機能だけを追加することが可能になった。また、社外への情報持ち出し操作を行う際に表示される画面に、管理者側で自由に文言を設定できる機能も追加され、ユーザーへの注意喚起をより強く行えるになっている。

部分アップデート機能の画面

なお、ハミングヘッズでは、サポートソフトウェアを常時アップデートしており、「Office2010」、「Windows 7(SP1)」、「Windows Server 2008 R2(SP1)」、「サイボウズOffice 8」など、最新のアプリケーション/OSをサポートしている。