楽天オークションは4月4日、2011年度の「インターネット公売」業務を国税庁から受注したことを発表した。

「インターネット公売」は、国税局や税務署の差し押さえ財産(不動産や自動車など)をインターネットオークションで売却するもので、2010年度はヤフーがこの業務を受託していた。

楽天オークションは、同社のインターネットオークションのノウハウをベースに新たに官公庁向けオークションを開発したとしており、同社による第1回目の公売は9月頃に開催される予定(年度内に3回実施される予定)。

同社は「インターネット公売」に加え、地方自治体で実施されている「インターネット公有財産売却」にもサービスを拡大する予定。この「インターネット公有財産売却」は、中央省庁での実施も検討されており、今後市場の拡大が見込まれるという。