キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は10月14日、同社が提供するIT支援サービス「HOME」の機能を拡充し、中小企業向けのクラウドサービスを強化すると発表した。

「HOME」は、UTMによるセキュリティ「HOME-UNIT」とSaaSアプリケーションを提供する「HOME-PORTAL」、導入後の運用遠隔支援「HOME-CC」の3つで構成されたソリューション。

今回同社は、同サービスにキヤノンのデジタル複合機「imageRUNNER ADVANCE」と連携し、複合機をクラウドサービスの"入力機器"として使えるようにする「HOME-BOX」機能を追加。これにより、スキャンした紙文書や受信ファックスなどを、容易にクラウド(データセンター)に格納・閲覧することが可能となる。

新たに発表されたIT支援サービス「HOME」の価格は月額1万2000円。サービスの導入には別途「Starting PACK」の購入費用(6万円)が必要となる(価格はいずれも税別)。

なお同社は、同サービスの年間販売目標を4200件としている。

「HOME」の概念図

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