サイバー・バズは9月21日、ソーシャルメディアの利用実態に関する調査の結果を発表。それによると、20~30代の約半数がソーシャルメディア上で自身の悩みを公開したり打ち明けたりしているということなどがわかった。

同調査は、同社が運営する「CyberBuzz」の登録会員や同社が提供するブログ関連サービスなどのユーザーに対して実施されたもので、調査対象年代は全国の20~50代、サンプル数は1,276となっている(調査期間は2010年8月26日~9月7日)。

今回の調査では、「今までソーシャルメディア上で、自身の悩みを公開したり、打ち明けたことはありますか?」という質問項目に対して、20代では51%、30代では48%のユーザーが「公開したことがある」と回答。40代では36%となり、年代が上がるほど悩みを公開する人が減少する傾向にあることが判明している。

全体の45%がソーシャルメディア上で悩みを公開 (資料: サイバーバズ)

20~30代における「ソーシャルメディア上で悩みを公開」したことがある人の割合は約半数に (資料: サイバーバズ)

ソーシャルメディアを使う動機について、最も高い回答割合となったのは「自分の周りの人が何をやっているのか知るために活用している」(27%)で、次いで「自分の行動や言動の備忘録として活用している」(25%)、「自分の行動や言動を他人に知らせるために活用している」(23%)という結果となった。

また、ソーシャルメディアを利用するタイミングについては、「隙間時間」(24%)、「ヒマな時」(22%)が多数を占めており、同社は「約半数の人がちょっとした時間にソーシャルメディアを利用している」としている。