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Windows 7で動作するFirefox 4には「タブプレビュー」という機能が実装されている。これはFirefox 4で開いているタブのプレビューがタスクバーのFirefox 4アイコン経由で表示されるというもの。プレビューのどれかを選択すると、その選択したタブへ表示が切り替わる。最小化している状態なら、選択したタブがアクティブになった状態でFirefox 4が表示される仕組みになっている。なお、H/W的にプレビューが表示できない状況では、次の図のようにプレビューではなく一覧として表示される。

タブをいくつも開いた状態のFirefox 4 beta 4

Windows 7のタスクバーに表示されているFirefox 4アイコンの上にマウスをおいてしばらく待つか、クリックするとタブプレビューが表示される。ここではH/W的に対応していないのでかわりにタブ一覧が表示されている

これは便利な機能だが、逆に煩わしい機能でもある。たとえばタスクバーのFirefox 4アイコンをクリックしたらすぐにFirefox 4が表示されて欲しい場合であっても、タブのどれかを選択しなければならないことを意味している。先程開いていたタブがそのまま表示されればよく、すぐにでもFirefox 4が開いて欲しいという場合、このタブプレビューの機能は邪魔な機能ということになる。

この機能が人によっては煩わしい機能であり、無効にした方がいいということがHow to Disable Firefox 4 Tab Preview in Windows 7 - Make Tech Easierに簡単に紹介されている。タブプレビューの機能はオプションから変更できる。メニューからオプションを選択。タブを選択して「タスクバーにタブのプレビューを表示する」のチェックをはずせばいい。この設定はアドレスバーにabout:configと入力して、browser.taskbar.previews.enableの値をfalseに変更することでも設定できる。

オプション、タブから「タスクバーにタブのプレビューを表示する」のチェックをはずす

about:configでbrowser.taskbar.previews.enableの値をfalseに変更することでも設定できる

Firefox 4はまだ開発段階にあり、Windows 7におけるタブプレビュー機能がデフォルトで有効になるかどうかはまだわからない。今後のユーザの反応次第では、デフォルトでは無効化される可能性もある。